機能別マニュアルPHPのご利用にあたって
レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」でPHPのプログラムを設置/ご利用いただくために必要な各種情報をご案内します。
ZenlogicのPHP環境
ご提供バージョン
Zenlogicでは以下のバージョンのPHPをご提供しています。
| IC-1 ～ IC-4 | プランS、プラン1 ～ 7 移行プランA/B |
|
|---|---|---|
| PHP 7.4 | ○ | ○ |
| PHP 8.1 | ○ | ○ |
| PHP 8.2 | ○ | ○ |
| PHP 8.3 | ○ | ○ |
利用するPHPのバージョンは、コントロールパネルからご選択いただけます。
各バージョンの環境情報は、以下をご参照ください。
※ サーバー環境ごとにバージョンをご選択いただけます。(ドメイン名ごとではありません)
※ 1つのサーバー環境で複数バージョンの並行稼動はできません。
いずれかのバージョンを選択してご利用ください。
※ PHPの初期設定バージョンは「7.4」です。（2022年7月27日～）
※ 開発元のサポート状況などにより、ご提供の終了や異なるバージョンへ変更することがあります。
ライフサイクルと提供ポリシーは、本ページ下部にご案内しておりますのでご確認ください。
PHPモジュール設定機能
Zenlogicでは、PHPのモジュールの「ON」「OFF」を設定し、必要なときにご利用いただけます。
※ 本機能で「ionCube Loader」をご提供しています。
※ ご利用にあたっては、ionCube Loaderのライセンスに同意いただいたものとみなします。
https://www.idcf.jp/rentalserver/pdf/license/ioncubeloader.pdf
※ 初期状態は「OFF」に設定されています。
※ 複数バージョンを同時にご提供する場合、PHPモジュール設定機能の設定値はバージョンごとに保持します。バージョン選択の際には、PHPモジュール設定機能も合わせて設定してください。
※PHP 7.4、PHP 8.1、PHP 8.2では、「ionCube Loader」はご利用いただけません。
その他
php.ini編集機能はご提供していません。「.htaccess」ファイルなどで設定変更が可能です。
バージョン/モジュールの設定手順
Zenlogicカスタマーポータルにログインし、「コントロールパネル」メニューから対象のサービスを選択します。
「WEB」→「PHP設定」メニューをクリックします。
各項目をご利用になりたい状態に設定し、「保存」ボタンをクリックします。
※ 設定変更の際にWEBサーバーの再起動が発生します。
確認メッセージが表示されますので、問題なければ「設定」ボタンをクリックします。
※ 変更処理は3分～4分程度かかる場合がございます。
設定変更が正常に行われると、完了メッセージが表示されます。
ZenlogicのPHP提供ポリシー
PHPは、開発元のポリシーにより継続的に開発が進められており、新しいバージョンの提供開始後、古いバージョンは一定期間で提供/開発元サポートを終了する流れが一般的になっています。
開発元サポートが終了したバージョンを継続利用すると、以下のような問題が発生します。
- 不具合やセキュリティへの対応も終了するため、情報漏洩などのリスクが回避できない。
- WEBアプリケーションの開発元が、PHPの旧バージョンへの対応を打ち切り、動作に影響が出る可能性がある。
Zenlogicホスティングでは、バージョンアップの際、お客様にて計画的にご対応いただけるよう、以下のポリシーに沿ってPHPのバージョンアップを実施します。
- 提供/開発元サポート終了等の理由により、特定バージョン(例：バージョンA)のバージョンアップ実施時期が決定次第、お客様にご連絡します。
- バージョンアップ実施までの1年間を、移行期間として確保します。
- 移行期間の終了までは、現在のバージョンと併せて、新しいバージョン(例：バージョンB)をご提供します。
コントロールパネルで複数のバージョンをご選択いただける状態になります。 - 移行期間中に新しいバージョン(B)でテスト/動作確認を行い、必要に応じてプログラムの修正などを実施してください。
- 移行期間終了後、弊社にて指定したバージョンへ自動的にバージョンアップを実施します。
バージョンアップと同時に、古いバージョン(A)のご提供を終了します。
