ハイアベイラビリティとは、可用性(アベイラビリティ)が高いコンピューターシステムのこと。HAと略すこともあります。
可用性は、システムが障害などのトラブルがなく正常に稼働している時間の割合である「稼働率」で表わされ、稼働率は「平均故障間隔÷(平均故障間隔+平均修復時間)」で算出できます。
クラウドやレンタルサーバーといったインフラサービスにおいては、常に安定した状態で停止することなく24時間365日稼動することが求められ、高い稼働率を要求されることもあります。
IDCフロンティアのクラウドサービスでは、2つのSLA「仮想マシンの稼働率」「インターネット接続可用性」において稼働率99.999%を保証。パブリッククラウドとしては非常に高い可用性と高信頼性を実現しています。
さらに、IDCFクラウドに標準装備されているHA機能(フェイルオーバー)により、万一の障害時にも自動復旧・再開する仕組みがとられています。
[参考]ダウンタイム比較
IDCFクラウド 99.999% = 月間 約26秒
他社例(A社) 99.95% = 月間 約22分
※当社のIDCFクラウドと比べると、ダウンタイムが約50倍に。
ハイアベイラビリティを達成するため、自動的にバックアップを行う機能やクラスタリング、ディザスタリカバリや冗長化の技術を用いることにより、従来よりも更に安定したサービス運用が可能になってきています。