インターコネクトとは一般的には相互接続のことですが、デジタルインフラの利活用においては、データセンターやクラウドサービスを閉域のネットワークで接続することを指します。
インターコネクトはデータセンターとクラウドサービス間、またクラウドサービス同士を接続する形態が一般的で、企業がアプリケーションやデータなどを迅速に共有し、セキュアに高速かつ低遅延で通信を行うことができるため、企業のビジネスプロセスを向上することができます。
従来は1対1での接続が一般的でしたが、近年ではクラウド時代に対応した大量のデータを扱うために高速・大容量のバックボーンネットワークやSDN(Software Defined Networking)を活用した柔軟性の高いオンデマンド型のインターコネクトサービスが登場しています。
また、インターコネクトを利用する場合は、利用する用途に応じ、ネットワークの接続帯域や回線が冗長の構成であるか、また運用工数やコストなどと共に比較検討することが重要です。