クラウド・データセンター用語集

用語集|プロビジョニング(プロビジョニング)

英:provisioning

類:シンプロビジョニング / サーバープロビジョニング / サービスプロビジョニング / ユーザープロビジョニング

プロビジョニングとは、必要に応じてネットワークやコンピュータの設備などのリソースを提供できるよう予測し、準備しておくことです。供給や設備等の意味を表すプロビジョン(provision)という単語がもととなって派生した言葉です。

分散システムや記憶装置等のリソースを仮想化技術によって一つのリソースとみなし、必要な時に必要な分だけオンデマンドでリソースを割り当てます。

プロビジョニングの種類としては、サーバープロビジョニング、サービスプロビジョニング、ユーザープロビジョニングがあります。

従来、プロビジョニングという言葉は通信の分野で用いられており、ネットワークを迅速に提供するため、顧客の需要を予測して設備を事前に準備することを意味していましたが、最近ではネットワークの分野だけでなく、様々なIT分野でも使われるようになりました。
例えば、プロビジョングプロファイル、プロビジョニングファイル、プロビジョニングシステム等があります。

ビジネスにおける急速な情報量の増加に対応するために「シン・プロビジョニング」というストレージ仮想化技術が普及しています。
これはストレージリソースを仮想化することによる設備投資のコスト削減・運用負荷削減を可能にします。この技術はストレージ不足のリスクと、数年先を見越した余裕のあるストレージが無駄になるリスクを同時に解決できます。

このようにプロビジョニング技術は次のステージに展開されつつあり、さらに「シン・プロビジョニング」の最善策として今注目を集めているのが、コンテナによる仮想化技術です。
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