DDoS(Distributed Denial of Service)とは、インターネット上のトラフィックを増大させ、通信を処理しているネットワーク回線やサーバーの機能を占有する帯域飽和型のサイバー攻撃のこと。
一度に特定のネットワークやコンピュータへ接続要求を大量に送出し、通信容量をあふれさせてサーバー機能を停止させてしまうことがあり、DDoS対策は非常に重要です。
一般的に、クライアントのネットワークへ攻撃が流入する前にフィルタリングを行うことで、クライアントの通信機器への影響を最小限に抑えます。また「悪意がある」と判断されるトラフィックのみを遮断するためのフィルターを自動生成する機能を備えていることも必要です。でなければクライアントの得意先からのトラフィックまで遮断してしまいかねません。
データセンターの場合、攻撃を受けているお客さまだけでなく、収容されているすべてのお客さまのサーバーに影響が及びます。
データセンター事業者として常に安定したネットワーク環境を提供するため、IDCフロンティアではネットワーク上流にDDoS検知・防御システムを設置することで、クラウド・データセンターをはじめすべてのサービスでDDoSの検知から防御までを自動実行しています。