ベンチマークとは、コンピュータのハードウェア、およびソフトウェアの情報処理速度を計測する実験を意味します。それらを比較することで製品Aと製品Bの性能比較を行うのが目的です。
ハードウェア構成が明確な物理サーバーに比べ、クラウドサーバーの場合、柔軟なサーバー運用を実現するために複数レイヤーで構成されており、詳細な仕様まで公開されていないため、単純にスペックや機能だけで実際のサーバー性能を図ることはできません。
また、各社のクラウドサービス自体がつねに変化しつづけており、クラウド基盤やサービス構成が変わるなど、変化のスピードが加速しています。そのため、クラウドのベンチマークは一度の計測だけでなく、継続して何度もベンチマークを行う必要があります。
クラウドサーバーのベンチマーク結果を無料で閲覧できる便利なサイトとして「CloudHarmony」があります。
第三者機関である米国CLOUDHARMONY社が、海外・国内のさまざまなクラウドサービスのベンチマークを無償公開しており、IDCFクラウドは同社のベンチマークにおいて総合的に高い評価を得ています。
CloudHarmonyサイト:https://cloudharmony.com/