掲載バージョン:Movable Type 7 (2018年11月現在)
ZenlogicにMovable Typeをインストールする手順をご案内します。
Movable Typeをインストールするために、サーバーでさまざまな設定が必要です。
まずは、Movable Typeで構築したWEBサイトを、どのようなURLで公開するかを決定します。
基本的な方法でインストールした場合のURLは以下のとおりです。
http(s)://ドメイン名/アップロードしたディレクトリ名/
※「http(s)://ドメイン名/」などのURLでサイトを公開したい場合は、ドキュメントルートの変更が必要です。
後述の「ドメイン名を設定する」でドキュメントルートの変更を行ってください。
Movable Typeのインストール作業では、FTPでサーバーに接続する必要があります。
接続に必要なFTPアカウントを発行し、FTPソフトを設定します。
FTPアカウントの設定
FTPソフトの設定
※ すでに登録されているFTPアカウントを利用される場合は、本作業は不要です。
Movable Typeのインストール用プログラムを入手し、FTPでサーバーにアップロードします。
Movable Typeの公式サイトにアクセスし、Movable Typeを入手します。
MovableType.jp - CMSプラットフォーム Movable Type -
※ Movable Typeは、ご利用目的に合わせてシックス・アパート株式会社からライセンス購入が必要です。
詳細は公式サイトをご確認ください。
入手したプログラムファイルは圧縮ファイルで提供されていますので、対応ソフトで解凍します。
サーバーの「/htdocs/default」ディレクトリ以下の任意の場所に、解凍時に作成されたディレクトリを丸ごとアップロードします。
※ 解凍したディレクトリ名はMovable Typeのバージョン情報も含まれていますので、事前にディレクトリ名を変更してからサーバーにアップロードすることをおすすめします。
例)「MT7-R4208」→「mt」
アップロードしたファイルのうち、以下のファイルの属性(パーミッション)を「755」に変更します。
Zenlogicでは、Movable Typeの動作要件に含まれる一部のモジュールをご提供していません。
お手数ですが、お客様にて準備していただく必要があります。
※最新インストール用プログラムではSTEP1で案内するモジュールが同時にインストールされます。インストール後、「/extlib/」のディレクトリにparent.pmが含まれる場合は、STEP3へお進みください。
以下のリンクを右クリックし、リンク先を保存するメニューでパソコン上にファイル名「parent.pm」で保存します。
※ ブラウザにより表示されるメニュー名称が異なります。
保存したファイルを、FTPでサーバーの以下のパスのディレクトリにアップロードします。
※ 属性(パーミッション)の変更は不要です。
/htdocs/default/Movable Typeをアップロードしたディレクトリ名/extlib/
お客様の独自ドメイン名でWEBサイトを公開する場合は、サーバーに独自ドメイン名の設定が必要です。
※ 必ず「WEB機能」の項目は「利用する」を選択してください。
独自ドメイン名を設定すると、サーバーの「/virtual/htdocs/default/」以下に保存されたファイルが、ホームページとして公開されます。
WEBサイトのURLを「http(s)://ドメイン名/」としたい場合は、ドキュメントルートの変更が必要です。
※ お客様ドメイン名のドキュメントルートを「/virtual/htdocs/default/[アップロードしたディレクトリ]/」に変更します。
※ サーバーに設定されているドメイン名やドキュメントルートの確認は、[カスタマーポータル] > コントロールパネル > WEB > WEBドメイン設定 にて確認できます。
Movable Typeで作成したサイトで暗号化通信をご利用になる際には、SSLサーバー証明書をお申込みください。
SSLサーバー証明書関連のお手続き
「標準設定」以外のSSLサーバー証明書は、取得完了後、サーバーへの設定が必要です。
SSLサーバー証明書設定
Movable Typeの動作要件では、PHP5.3以降が推奨されています。
Zenlogicでご提供しているPHPのバージョン切り替え機能で対応バージョンへ変更します。
※ 同じサーバー上で運用しているMovable Type以外のWEBコンテンツ(ホームページ等)に影響がなければ、最新バージョンへの変更をおすすめします。