IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースは、IPv4アドレス枯渇の影響をネットワークシステムに係わる様々な立場から検証し、その対策のための情報共有や施策の検討を行っています。その活動の一環として、IPv6技術者の育成を目指した『IPv6ハンズオンセミナー』が開催され、「iDCネットワーク」編で、当社技術本部ネットワーク部基幹ネットワークグループの井上一清が講師を務めました。

IPv6ハンズオンセミナーは、「ISPネットワーク」、「iDCネットワーク」、「iDC/ISP/CATV サーバ」、「CATVネットワーク(Cisco編/ARRIS編)」、「SOHO/一般ユーザ向けネットワーク」、「IPv6マルチキャスト」の6テーマからなり、iDCネットワーク編は、2009年8月6〜7日、2009年12月3〜4日の2回開催され、いずれも2日間にわたってiDCの基幹ネットワークの設計・運用・管理とセキュリティについて学び、実際に機材を用いた設定を体験するという内容で、実体験に基づいた講義は丁寧でわかりやすいと受講者からも高い評価をいただきました。

当社はこうした機会を利用して、データセンター事業者として蓄積した技術と知識を社会と共有し、ICTを活用した情報化社会の推進に貢献してまいります。