「横浜開港祭」は、港に感謝し、市民と共に横浜の開港記念日である6月2日を祝い、まちづくりと観光の活性化を図るために毎年開催される"市民祭"です。
第35回目の開催となる2016年度は、6月1日、2日の2日間で約70万人の来場者が訪れました。
これまでの歴史のなかで、多くの企業や個人の方の関わりがあり、企業やその方々の想いや歴史がぎっしりと詰まっている、そんな市民祭が横浜開港祭です。
― 「横浜開港祭」のWEBサイトはどのような役割を持つのでしょうか?
横浜開港祭でのイベントやお知らせ、スポンサー様の紹介などを公開しています。
例年、イベント期間中にアクセスが集中するのですが、特に開港記念日である6月2日に打ち上げられる花火の実施前がアクセスのピークとなります。天候があやしく予定通り実施できるかどうかという場合は、WEBサイトでのリアルタイムで情報発信がかかせません。そのタイミングでサイトが表示できないということになれば、楽しみにしておられる多くのお客様にご迷惑をおかけすることになります。
― WEBサイト運営での課題などありましたか?
イベント期間中にアクセスが集中するので、ピーク時にいかに安定してWEBサイトを公開できるかがポイントです。
以前は複数の会社にサーバーを分散して、DNSラウンドロビンで運用していました。(図1)
ただ、開港祭当日に予想以上のアクセスがあると、状況に応じてサーバーを即座に追加する必要があり、アクセス状況を常に監視しておく必要がありました。
サーバーを増やすと、コンテンツも複数台に反映させる必要があるため、開港祭当日は常にバタバタとしていました。
― 「Zenlogic」をご利用いただいたきっかけを教えてください。
高アクセスに耐えられ、運用面でも手間がかからないサーバーを探していました。いくつかのサーバー会社に相談したところ、ファーストサーバだけがCDNを提案してくれました。(図2)
アクセスのピークにあわせてサーバー自体のプランを自由に変更できる点、CDNが1ヶ月単位で利用できる点、なにより営業担当者が運営方法にあわせて細かく相談に乗ってくれ、最適な提案をしてくれたことが決め手となりZenlogicを選びました。
アクセスが少ない時期には《プラン1(1vCPU/1GB)》を、アクセスが増える時期には《プラン4(4vCPU/4GB)》という風に、アクセス状況に応じてプランを随時変更できるので、コスト削減もできました。管理画面からボタン一つで変更できるのもとても便利ですね。
― 「Zenlogic」をご利用いただいて、使い心地はいかがでしょうか?
なにより、高アクセス時にもスピードが全く落ちないことにビックリしました。
CDNを利用したことで、開催日当日のバタバタがなくなって運用面でもとても安心して過ごせました。
CDNを利用するのは初めてだったので戸惑った部分もありますが、運用方法にあわせてCDNの設定だけでなくDNSの設定も手厚くサポートしていただいたのでとても頼もしかったです。
契約も1ヶ月単位で行えたので、費用にメリハリをつけて活用できました。
― 「Zenlogic」は今後どのようにご利用いただく予定でしょうか?
ホームページを公開するなら「Zenlogic」でほぼカバーできます。
イベントなどのように短期間にアクセスが集中するようなサイトでは「Zenlogic」+「CDN」の組み合わせが最適ですね。
Zenlogicはクラウド型なので、プラン変更が簡単にできるところがとてもいいです。
サーバー運営やホームページの案件では「Zenlogic」をおすすめしていきたいです。
― ファーストサーバ、「Zenlogic」に期待することをお聞かせください!
ホームページ以外にもシステム開発などに対応できるプランがあれば助かります。
― ご期待に添えるようにがんばります。ありがとうございました!
2016年08月30日掲載
※ 掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※ 2020年8月31日をもって「Zenlogic CDN」は終了しました。