あけましておめでとうございます。

昨年はChatGPTに代表される生成AIのリリースにより、未来に向けて大きな節目を迎えた年となりました。これはデジタルインフラを生業としている当社にとって大きな事業機会であると考えています。このような中、当社はAI活用など市場のニーズにお応えするため様々な取り組みを行ってきました。

データセンターにおいては、来るべきAIとの共存社会に向け、ソフトバンクと共同で東京や大阪に並ぶ新たな拠点として、北海道苫小牧市に大規模な計算基盤を備えた国内最大規模となるデータセンター「Core Brain」の建設を発表しました。また、最新のGPUサーバーを複数台設置可能な、府中データセンター「高負荷ハウジングサービス」では、AIを活用したお客さまからの多くのお引き合いをいただくことができました。

そのほか、お客さまのITインフラを調査、可視化する「ITインフラ調査・アセスメントサービス」や、物理アプライアンスをセルフマネージド型としてご利用いただける「セルフマネージドUTMサービス」の提供を開始し、メガクラウドとの閉域接続が可能となる「バーチャルブリッジ（インターコネクト：メガクラウド）」の接続先拡充も行いました。

「AI Everywhere」と言われるように、今盛り上がりを見せるAIは一過性のブームではなく、今後様々な分野で取り入れられていくでしょう。それらを支えるデジタルインフラは社会基盤であり、弊社も重要な社会インフラを支える一員として重責を担っていることに身が引き締まる思いです。本格的なAI時代の到来に向け、お客さまの期待にお応えできる高品質で安定したサービスを提供し、信頼されるデジタルインフラ事業者として進化を続けてまいります。

本年もIDCフロンティアをよろしくお願い致します。