IDCフロンティアの「高負荷ハウジングサービス」がヘルスケア業界で最先端AIサービスを提供する「Tokyo-1プロジェクト」の基盤構築に採用
2023年11月27日
【ニュースリリース】
株式会社IDCフロンティア(以下「IDCフロンティア」)は、三井物産株式会社(以下「三井物産」)の100%子会社である株式会社ゼウレカ(以下「ゼウレカ」)が、国内のヘルスケア業界におけるイノベーションハブ構築を目指す「Tokyo-1プロジェクト(以下「Tokyo-1」)」において、スーパーコンピューターの基盤構築に、IDCフロンティアのデータセンターで提供する「高負荷ハウジングサービス」を採用されたことを発表します。「Tokyo-1」では、以下の理由から、最先端のスーパーコンピューター「NVIDIA DGX H100」の稼働環境としてIDCフロンティアの「高負荷ハウジングサービス」が採用されました。
- 1ラックあたり供給可能な実効電力が20kVAのため、「NVIDIA DGX H100」を1ラックに2台搭載が可能
- 冷却方法に大風量・高静圧のファンと冷却水を循環させる冷水コイルを組み合わせたリアドア型空調機を採用し、高発熱機器でも安定した冷却能力を発揮
- 「NVIDIA DGX H100」にも対応した「オンサイト運用アウトソーシングサービス」により現地の作業代行の依頼が可能
IDCフロンティアは、「高負荷ハウジングサービス」の提供を通じて、ゼウレカと国内の製薬業界やヘルスケア業界のデジタル・トランスフォーメーション推進に貢献する「Tokyo-1」の運用を支援してまいります。
【Tokyo-1プロジェクト 概要】
国内での創薬研究の効率化に資する高速、大容量の計算能力を有するスーパーコンピューターを構築すると共に、最先端のAIサービスを提供するプロジェクトです。ゼウレカが国内にスーパーコンピューター環境を構築し、先ずは趣旨に賛同を頂いた国内製薬会社複数社様に対して、スーパーコンピューターの利用と関連サービスの提供、創薬研究の変革実現を後押しするコミュニティの運営等を予定しています。【高負荷ハウジングサービス 概要】
IDCフロンティアの「高負荷ハウジングサービス」は、最大20kVAの高電力供給とリアドア型空調機を採用した超高発熱対応の専用ラックを、1ラック単位で利用することが可能なハウジングサービスで、最新型GPUを搭載したサーバーの複数台設置やHPCサーバーの高集積に対応します。【株式会社ゼウレカ 概要】
・所在地:東京都千代田区大手町一丁目2番1号・代表者:務台 明子
・設立:2021年11月
・株主:三井物産株式会社(100%)
・事業内容:製薬企業様、CRO事業者様向けにAI創薬支援サービスの提供、創薬を目的とした共同研究開発の推進。
・URL:https://xeureka.co.jp/
【株式会社IDCフロンティア 概要】
・所在地:東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント・代表者:鈴木 勝久
・設立:2009年2月
・株主:ソフトバンク株式会社(100%)
・事業内容:法人向けのデータセンター、クラウドなどデジタルインフラサービスの提供
・URL:https://www.idcf.jp/