Green IT Conference 2009で当社取締役 磯部が講演
2009年02月27日
2月18日(水)、東京国際フォーラムにてGreen IT Conference2009が開催され(主催:CIO Magazine/ COMPUTERWORLD/ TECH WORLD/ IDGジャパン)、当社取締役の磯部眞人が講演を行いました。
グリーンITのペストプラクティスを求めてと題した本イベントは、2008年をITが環境に及ぼす影響と、ITが環境に対してできることを探る1年であり、2009年は地球環境問題に対するITの貢献を具体的な形で示し、取組を開始する年であると位置づけ、グリーンITに取組んでいる企業の事例紹介、技術動向などが紹介されました。
当社は、2008年、「北九州市環境賞」の奨励賞と地球温暖化防止活動環境大臣表彰という環境関連の表彰をダブル受賞しており、それらの表彰で評価された取組について、網羅的に紹介しました。また、事例紹介にと止まらず、現在データセンター評価指標として一般的に理解されているPUEは、IT機器における消費電力を評価する指標となるが、サーバーが効率的に運用されていることを評価しているものではなく、グリーンITの測定指標として限界があること。真の意味でのグリーンITを実現するには、冷却を必要としないタフなサーバーの開発や、サーバー機能の100%活用こそが必要であること。そしてこれらを実現するには、データセンター事業者だけでなく、関連事業者の協力が不可欠であることを訴えました。
質疑応答では、評価基準をどのように考えるかとの指摘があり、昨年設立された日本データセンター協会の活動に触れ、データセンター事業の向上と発展のため、そして真のグリーンITの実現と実効性のある指標を策定するため活動していることも紹介しました。
当社は今後もこのような機会を通して、データセンターの可能性やグリーンITに対する取り組み等についての情報発信を続けてまいります。