ビジネスにおけるメールの用途の多様化により、1通のメールを複数のメンバー、端末で確認することが多くなってきています。
レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」では、メール転送機能を標準でご提供しています。
情報共有を目的としてメンバーに転送したり、仕事の効率化のために携帯電話やプライベートのメールアカウントに転送するなど、さまざまな運用方法でご利用いただけます。
転送の際、サーバー上にメールを保存する/保存しない設定を選択することにより、転送専用のメールアカウント/フォワードとして使い分けることが可能です。
【転送専用のメールアカウント】
転送専用のメールアカウントは、メールボックス(サーバーにメールデータを保存する機能)を持たず、指定した転送先のメールアドレスにのみメールが届きます。
会社のお問合せ用メールアカウントを転送専用として設定し、届いたメールを顧客対応部門全員に転送するなど、メールの共有以外には目的を持たないメールアカウントとして運用します。
【フォワード】
転送を設定するメールアカウントはメールボックスを持ち、指定された転送先にはメールのコピーを転送します。
届いたメールを会社のパソコンで受信、携帯電話やプライベートのメールアカウントでも同じメールを受信、のように、元のメールも残しつつ他のメールアドレスでもメールを受信したい場合に設定します。
すべてのメールを一律に転送するだけでなく、あらかじめ指定した条件に合致する場合だけ転送することも可能です。
※ メールの転送先/転送条件は、サーバー単位ではなくメールアカウント1つにつき9,999個まで設定可能です。
【転送条件詳細】
メールヘッダ | From(送信者のアドレス)が / Subject(件名)が / To(メールの宛先)が / Ccが / Return-Path(エラーメール)が / X-ML-Name(メーリングリスト名)が / List-IDが / Content-Type(文書タイプと文字コードセット)が |
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キーワード | 任意の文字列を指定 |
条件 | を含む場合 / を含まない場合 / と一致する場合 / と一致しない場合 / で始まる場合 / で始まらない場合 / で終わる場合 / で終わらない場合 |
メールの転送はメールアカウントごとに設定でき、メールフィルターや自動返信などの機能との組み合わせも自由です。
特定の条件に合致するものは転送せずに破棄するなど、さまざまな運用に対応可能です。