お知らせ 

2023年5月31日お知らせ

【ホスティング】Gmailへのメール送信でエラーが発生する事象について

平素は「Zenlogic」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

2023年5月中旬頃より、Gmail宛てのメールがエラーで返されるとのお問合せを多くいただいております。
何らかの原因でGmailのメールサーバーにて受信拒否されている可能性がございますが、以下の対策を実施いただくことで、問題が解消される場合がございます。

現在、Gmail宛てのメールがエラーとなる場合は、以下の対策をお試しくださいますよう、お願いいたします。

発生している事象

ZenlogicホスティングのメールサーバーからGmail宛てへのメール送信でエラーが発生する(エラーメールが返る)。

【エラーメール例】
This is the mail system at host ******-*******00000.znlc.jp.
I’m sorry to have to inform you that your message could not be delivered to one or more recipients. It’s attached below.
For further assistance, please send mail to postmaster.
If you do so, please include this problem report. You can delete your own text from the attached returned message.
The mail system

<*****@gmail.com>: host gmail-smtp-in.l.google.com[***.***.***.***] said:
550-5.7.26 This mail is unauthenticated, which poses a security risk to the
550-5.7.26 sender and Gmail users, and has been blocked. The sender must
550-5.7.26 authenticate with at least one of SPF or DKIM. For this message,
550-5.7.26 DKIM checks did not pass and SPF check for [ドメイン名] did
not 550-5.7.26 pass with ip: [***.***.***.***]. The sender should visit
550-5.7.26 https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication for
550 5.7.26 instructions on setting up authentication.

対応策

以下の手順でお客様ドメイン名のDNSに「SPFレコード」を追加してください。

なお、変更後の情報がインターネット全般に反映されるまで、数時間程度かかる場合がございます。
SPFレコードの追加/変更を行われた後、少し時間を置いてからGmailへの送信をお試しください。

  1. Zenlogicカスタマーポータルにログインします。
  2.  [コントロールパネル] > [ドメイン設定] > 対象ドメイン名の「DNSゾーン編集」ボタンをクリックします。
  3. 設定されているゾーンの一覧で「TXT」レコードの登録有無によって、それぞれ設定の追加を行ってください。

【TXTレコードが登録されていない場合】

「DNSレコード追加」ボタンをクリックし、以下の設定を追加します。

  • レコードタイプ :TXT(※SPFは選択しないでください)
  • ホスト名 :(空白)
  • 設定値 :”v=spf1 ip4:ご利用サーバーのIPアドレス ~all”

※サーバーのIPアドレスが「164.0.1.2」の場合、設定値は以下となります。
“v=spf1 ip4:164.0.1.2 ~all”

※ご利用サーバーのIPアドレスは、[コントロールパネル] > [サーバー情報] よりご確認ください。

【TXTレコードが登録されているが、SPFレコードは設定されていない場合】

現在登録されているTXTレコードがSPFレコード以外の場合(「v=spf1」から始まる記述ではない場合)は、
TXTレコードの「編集」ボタンをクリックし、「設定値」欄に記載されている現在の内容の末尾で改行し、SPFレコードを追加してください。

※サーバーのIPアドレスが「164.0.1.2」の場合
“google-site-verification=***********” ←もともと登録されていた記述(文末で改行してください)
“v=spf1 ip4:164.0.1.2 ~all”  ←SPFの記述を追加してください。

※複数の設定値を指定する場合は、1行ごとに先頭および末尾に「”(ダブルクォート)」を記述し改行してください。

【TXTレコードが登録されていて、SPFレコードも設定されている場合】

現在登録されているTXTレコードがSPFレコードの場合(「v=spf1」から始まる記述の場合)は、
現在の内容にご契約サーバーの記述が含まれているかをご確認ください。

例)サーバーのIPアドレスが「164.0.1.2」の場合、以下の内容が含まれているかご確認ください。
“v=spf1 ip4:164.0.1.2 ~all”

■ご契約サーバーの記述が含まれていない場合
TXTレコードの「編集」ボタンをクリックし、「設定値」に記載されている現在の内容の末尾で改行し、SPFレコードを追加してください。

例)サーバーのIPアドレスが「164.0.1.2」で、もともと”v=spf1 include:_spf.example.jp ~all” というSPFレコードが設定されていた場合
“v=spf1 ip4:164.0.1.2 include:_spf.example.jp ~all”
と設定してください。

※SPFに複数のサーバーを指定される場合は、改行はせず、1行内に半角スペースをあけて設定を追加してください。

その他

  • SPFレコードの設定方法は、以下FAQでもご案内しておりますので、併せてご確認ください。
    「SPFレコード」は設定されていますか。設定方法を教えてほしい。
  • Zenlogicホスティングでは「DKIM」をご提供しておりませんので、SPFレコードの追加でご対応ください。
  • 上記でご案内した設定例は、Zenlogicホスティングでメールを利用されている場合のものとなります。
    Zenlogicホスティング以外のメールサーバーをご利用の場合は、該当サービスの提供元に記述内容をご確認ください。
  • 外部DNS(ネームサーバー)をご利用の場合は、該当のネームサーバーにSPFレコードの設定追加を行ってください。

お問合せ

本件についてご不明な点がございましたら、カスタマーポータルの《お問合せフォーム》よりサポートセンターへご連絡ください。

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