プレスリリース(2008年)

10Gbpsサービス提供の基盤の確保に向け、顧客収容機器のリプレースを実施

2008年09月18日

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ソフトバンクIDC株式会社(代表取締役社長:真藤 豊、本社:東京都新宿区、以下ソフトバンクIDC)は、2008年7月末から2008年12月末にかけて、全国に展開するデータセンターの顧客収容機器のリプレースを実施しております。

情報白書などのデータによりますと、この数年、データ量は毎年50%増のペースで増加しているといわれています。このような増加の一途をたどるデータ容量への対応はインターネットデータセンター事業者として安定した運用環境を提供するため対処すべき課題といえます。また、同時に、社会的な環境意識の高まりとあいまって、省エネに向けた取組も大きな課題として認識されております。
そこで、ソフトバンクIDCはサービス向上と同時に省エネ面での性能の向上を図るため、顧客収容機器のリプレースを実施することにいたしました。なお、顧客収容機器として選定した機器は、ファウンドリーネットワークスジャパン株式会社(以下ファウンドリーネットワークス)のNetIron XMRシリーズであり、その選定ポイントは以下のとおりです。

・ 専有スペースあたりの回線収容力が大きい
・ フルワイヤーで10Gbpsをそのまま転送できる
・ シャーシあたりの消費電力が他社製品と比較として格段に少ない
・ 最新のアーキテクチャを基盤としており、将来的な環境整備においても対応が可能
・ 運用面における安定性、高い信頼性を獲得

この度の顧客収容機器のリプレースによって、増加するデータ容量への対応が図れたのみならず、IPv4からIPv6への移行、全データセンターにおいて10Gbpsのサービスの提供など将来を見据えたサービス展開に向けた環境が整いました。そして今後は、構成管理・変更管理システムの導入により管理効率向上を図るとともに、オートプロビジョニングの環境整備を図ることによって、より良いネットワーク環境を実現していく予定です。

ソフトバンクIDCはインターネットデータセンターとしてお客様のビジネスの安心・安全を確保し、その発展と創造に寄与していきたいと考えております。今回の顧客収容機器のリプレースにより、より快適で、信頼性の高い、そして高性能な環境を実現しております。今後ともネットワーク環境の整備とともに高い技術力と運用力によって、お客様に選ばれ、信頼させるデータセンターサービスの提供に努めていく所存です。

以 上


【ファウンドリーネットワークスについて】
Foundry Networks, Inc.は、企業およびサービス プロバイダ向けのハイパフォーマンスなスイッチ、ルータ、Webトラフィック管理のソリューションを提供している世界トップ ベンダーの1社として、レイヤ 2/3 LANスイッチ、レイヤ 3 バックボーン スイッチ、レイヤ4 - 7 アプリケーションスイッチ、無線LAN とアクセス ポイント(AP)、アクセス ルータ、 Metro ルータをはじめとする幅広い製品群を提供しています。ファウンドリーネットワークスの製品を導入している企業・組織は、主要ISP、Metroサービス プロバイダ、またe-コマース、大学、エンターテインメント、医療、政府・官公庁、ファイナンシャル サービス、製造など幅広い業種の企業・組織が含まれています。
日本語Webサイト:www.foundrynetworks.co.jp
US本社Webサイト: www.foundrynetworks.com


【ソフトバンクIDC株式会社】
社名: ソフトバンクIDC株式会社(英文社名 SOFTBANK IDC Corp.)
設立: 1986年11月17日
代表者: 代表取締役社長 真藤 豊
事業内容: 届出電気通信事業者
データセンター事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営、その他付帯する一切の業務
ホームページ: http://www.sbidc.jp
ソフトバンクIDCは全国9ヶ所にデータセンターを展開する国内最大級のデータセンター専業会社です。現在1,600社以上のお客様へネットワークセキュリティや運用監視を含む高品質のデータセンタソリューションを提供しています。高規格な設備に加え67Gbpsの大容量バックボーンを有し、ISO27001およびITIL※準拠の運用フレームワークに基づいて専門技術者が24時間365日お客様機器の保守・運用・監視を行うなど高品質なマネージドサービスを特長としています。
※:ITIL:IT Infrastructure Library:イギリス政府が策定した、コンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドライン。