ソフトバンクIDC株式会社（代表取締役社長：真藤 豊、本社：東京都新宿区、以下ソフトバンクIDC）は、ピーシーフェーズ株式会社（代表取締役社長：吉田 和弘、本社：東京都港区、以下PCP）と携帯ビジネスのワンストップソリューションの販売で提携します。この提携により、携帯ビジネスへの参入を検討している企業や、携帯を利用した販売促進活動を推進したい企業へ、ソリューションを提供することが可能となります。ソフトバンクIDCがソリューションの販売とデータセンターの運用を、PCPがサービス全般の運営を行います。

＜経緯＞
携帯電話の爆発的な普及に伴い、「利用しやすい」クーポンとして携帯クーポンの利用に対する意識が高まっています。また、柔軟な表現が可能で消費者への訴求効果が高いと言われる、FLASHを利用した携帯プロモーションのニーズは拡大傾向にあり、顧客囲い込みや販売促進等のツールとして効果が期待されています。
PCPとソフトバンクIDCは、過去約2年間に渡り日本マクドナルド社の「"トクする"ケータイサイト」の運営を行ってきました。同サイトは、2008年1月末現在、会員数800万人超を誇る大規模サイトです。両社はこの経験とノウハウを発展的に融合し、PCPが有する携帯サイトに特化した高い技術力と、ソフトバンクIDCが有する高品質なデータセンターを緊密に連携させることで、携帯市場の顧客拡大を目指します。

＜サービスの概要＞
本ソリューションは、顧客企業が携帯電話を利用した販売促進活動を実施する際、携帯サイトの運用、FLASHクーポンの作成、メルマガ配信、カスタマーサポートの運営、アクセスログの解析、販売促進活動への応用などのコンサルティングまでを、ワンストップで提供するものです。本ソリューションを利用することにより、お客さまは迅速かつ効率的なモバイルマーケティングの展開が可能となります。PCPは、ソフトバンクIDCのデータセンター内でシステムおよびアプリケーションを運営します。ソフトバンクIDCは、堅牢なデータセンターの設備や大容量・高信頼のネットワークおよび24時間365日体制の監視や機器運用・保守といったインフラを提供いたします。

＜携帯ビジネスのワンストップソリューションの特長＞
●データセンターでシステムを運用
新耐震設計法に基づいて設計された、ソフトバンクIDCのデータセンター内でシステムを運用します。ISMS取得の高いセキュリティレベルを誇り、またインターネット環境は日本国内の主要IXおよびISPに接続された大容量かつ高品質なものです。専門スタッフによる24時間365日の監視、保守運用体制を整えています。

●小規模から大規模携帯サイトまで、柔軟に対応
100万人超／月の会員増加にもスムーズに対応しますので、携帯ビジネスの成長に合せた効率的な投資が可能です。

●メールの超高速配信を実現
130万通/時間の携帯メール高速配信機能を実現しています。タイムリーかつ安定したなメルマガ配信により、タイミングを逃さずプロモーションを実施することが可能です。

●携帯FLASH を自動生成（mfGen）
表現力の高い携帯FLASHを、簡単かつリアルタイムに自動生成します。ご要望に応じて、FLASHコンテンツ(サイト)の企画から支援します。

●3キャリア携帯の画像・コンテンツ変換
高品質・高性能な画像変換とコンテンツ(絵文字)変換により、簡単なコンテンツ管理が可能です。

●カスタマーサポート
(メール問い合わせ対応システム CQSM：Customer query Secured & satisfaction Management system)
顧客からの問い合わせメールはすべてアドレスを非表示設定で管理する、個人情報保護に基づいたシステムです。大規模携帯サイト向けには、ディレクター／エンジニア／クリエイティブ／カスタマーサポート担当者で構成される専任チームの準備も可能です。

●分析・戦略・企画立案（コンサルティング）
日本マクドナルドの携帯サイト運営で培った経験とノウハウを活かし、サイト内のユーザー導線や入会経路分析、ユーザークレーム分析等を行います。分析結果をユーザーへの再アプローチや潜在的なニーズの発掘、会員獲得数向上の施策立案やサイトの改修に活かすことで、費用対効果を向上させるPDCAサイクルを実践します。

また、お客様のご要望に応じて、各種コンサルティングやシステム／アプリケーションのカスタマイズも可能です。その他、今後ECサイトや予約機能への対応も視野に入れて、システムやアプリケーションの増強を検討しています。