MANAGED LOAD BALANCING マネージドロードバランサー

マネージドロードバランシングサービスのイメージ

高可用性と耐障害性を向上させるロードバランサー機能

各サーバーへのアクセス負荷を分散制御するロードバランサーの導入・設定から監視・故障対応までを、お客さまに代わってIDCフロンティアが運用するサービスです。
当社クラウドサービス、データセンターサービスのどちらでもご利用いただけ、ファイアウォール機能つきのタイプもご用意しております。

特長

トラフィック集中にも安心

大量のアクセスを複数のサーバーに振り分けて負荷を分散し、Webサイトの安定運営を可能にします。

運用コストを削減

運用・管理まですべて当社にアウトソースでき、システム管理者の作業負担や管理コストを含めたTCO削減が可能です。

可用性、耐障害性の向上

冗長構成をとることで、万一の障害時にもサービスを継続することができます。

SSLアクセラレーション機能を標準搭載

SSLによるデータの暗号化・復号化処理をロードバランサーに集約させることで、お客さまのサーバーを過負荷から守り、大幅な処理速度アップを実現します。

リアルタイムレポーティング - サービス稼動情報

お客さま専用サイト「カスタマーポータル」上で、トラフィック状況などグラフを閲覧できます。

トラフィック状況画面のイメージ
  • ポートトラフィック(bps)
  • ポートトラフィック(pps)
  • CPU使用率(%)
  • Memory使用率(%)
  • リアルサーバーセッション数(session/sec)
  • バーチャルサーバーセッション数(session/sec)

SLA対象

障害復旧時間についてSLA(サービス品質保証制度)の対象となっています。

機能・仕様

サービス提供内容

主な仕様

負荷分散対応レイヤー L4, L7
負荷分散方式 ラウンドロビン(標準)
使用可能なVLAN 数 10 VLAN (タグなし)
SSLアクセラレーション 標準提供
セッション維持 ソースIP/ Cookie / セッションID
ヘルスチェック機能 標準提供
ファイアウォール機能 *1 送信元IPアドレス制限/送信元ポート番号制限 など

*1 ファイアウォール機能つきのタイプでのみご利用いただけます。

導入および設定変更

ロードバランサー機器の提供、設定導入、監視・故障対応・設定変更

インターフェース 標準インターフェース 10/100/1000Base-T 6
1G/10G ファイバーSFP+ 2
1G ファイバーSFP 2
管理用ポート 1
増設インターフェース なし
アプリケーションスループット(L4/L7) 10Gbps / 10Gbps
レイヤー4 パフォーマンス 450,000 コネクション/秒(CPS)
レイヤー7 パフォーマンス 150,000 コネクション/秒(CPS)
SSLアクセラレーション(2048bit) 7,000 TPS
プロセッサー(CPU) 4コア
メモリ(ECC RAM) 16GB
ハードディスク/ストレージ シングル
筐体サイズ U (H 44.5mm x W 444.5mm x D 443.5mm)
冗長電源オプション なし
消費電力(通常/最大) 98W / 108W

オプションサービス

インターフェース追加オプション 光インターフェースをご希望の場合、ロードバランサーに "1000Base-SX Mini GBIC" のインターフェースを追加することが可能です。 *2
デジタル証明書インストール代行オプション ロードバランサーにデジタル証明書を新規にインストールします。 *3

*2 ロードバランサーの機能停止を伴わずにインターフェースの追加が可能です。
*3 インストール済みデジタル証明書の更新作業については、設定変更扱いとなります。
また、新規のデジタル証明書のインストール時には、ロードバランサー側で1 回分の設定変更作業が別途必要となります。

SLA

SLA保証値

マネージドロードバランシングは、高品質の証ともいえるSLA(Service Level Agreement:サービス品質保証制度)を適用します。

機器の障害(*1)に関する品質保証

ソフトウェアなどハードウェア以外の故障 トラブルチケットのオープン(*2)後、4時間以内に復旧
ハードウェア故障 トラブルチケットのオープン(*2)後、10時間以内に復旧)

*1 本サービス利用契約にかかる機器がまったく使用できなくなった場合(Severity1)とします。
*2 当社規定のシステムで障害情報を受付完了時。

品質保証

減額基準

万一上記SLAの保証値を下回った場合には、月額費用の15%を減額いたします。ただし、SLAの適用は1ヶ月で1回までとなります。(*3)

*3 お客さまはトラブルチケットをオープン後24時間以内に1度の減額を受けることができます。この期間内に複数の故障が発生した場合においても、2回以上の減額を受けることはできません。

減額請求方法

減額を申請される場合には、お客さまは減額申請書に必要事項を記入の上、故障発生から14日以内に申請を行なう必要があります。通常、減額処理は翌月分の請求時に実施されますが、故障発生の時期や契約状況によっては翌月以降に実施される場合もあります。

免責事由

下記の場合においては減額対象外となります。

  • サービスの導入に関連して発生した場合
  • メンテナンス(緊急メンテナンスを含みます)の場合
  • お客さまの管理するネットワーク・システムの故障による場合
  • 外部からの攻撃、妨害等による場合
  • その他、不可抗力による場合

関連サービス

サービス導入・ご相談

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