導入事例

株式会社クロスランゲージ様

機械翻訳ソフトウェアのリーディングカンパニー ASP事業への進出と拡大を支えるデータセンターのサポート体制

外国語のメールやWebのテキストコンテンツを自動的に翻訳してくれる機械翻訳。クロスランゲージは日本初の機械翻訳開発ベンチャーで、最近は「Yahoo!」にも翻訳エンジンを提供するなど、その技術力の高さは突出しています。
ASP事業への参入時よりIDCフロンティアのデータセンターを利用いただいています。
<機械翻訳ASP>

ASP事業への参入 ベンチャー企業ゆえにデータセンターに求めるものとは?

取締役 営業本部長 西村拓生氏
取締役 営業本部長
西村拓生氏

90年代半ばのインターネット普及時にインターネット翻訳ソフト「NetSurfer/ej」で「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、業界をリードしてきたクロスランゲージ。
新たなビジネスモデルとしてASP事業への参入を決めたのは2002年でした。
取締役営業本部長の西村拓生氏は「安定性や拡張性を考えるとデータセンターの利用は当然。さらに我々のようなベンチャー企業の場合、設備投資の負担もさることながら、人的な負担というのが大変大きいのです。社内のシステム担当者の人数が少なくても安心して運用を任せられるデータセンターを選定することが必要でした。」と語ります。
研究開発部の室井智史氏は、「データセンターにはロードバランサーの運用もお願いしたいと考えていたので、IDCフロンティアのマネージドサービスはぴったりでした。」と語ります。

万全のシステム運用サポートで本業に専念できる環境を

開発本部 研究開発部 室井智史氏
開発本部 研究開発部
室井智史氏

「Yahoo!」や「Infoseek」などの大手ポータルサイトにも翻訳エンジンが採用されるほどその技術に定評のあるクロスランゲージ。ASP型モデルでは、国会図書館や大手企業、地方時自治体などにもサービスを提供しています。クロスランゲージが本業のシステム開発に専念できるよう、IDCフロンティアはどのようにサポートしているのでしょうか。

<ネットワーク機器の運用をアウトソース>

選定のポイントでもあったロードバランサーの運用アウトソースに加え、L2スイッチ、ファイアウォールのマネージドメニューを利用。機器の運用から故障対応までをIDCフロンティアにアウトソースしています。社内のシステム担当者が少なくてもマネージドサービスを利用すれば負荷が大幅に軽減できます。

<個別運用メニュー>

「当社用に何十ページにも及ぶ運用手順書を作成していただいたのはありがたかったですね。顔が見える担当者以外にもバックグラウンドにたくさんのサポートがあるのがわかります。相談もしやすくフレキシブルに対応していただけるので助かっています。」(室井氏)

<エンドのお客様にも安心感を>

クロスランゲージのASPサービスを利用されるお客様から「サーバーはどこに置いていますか?」と聞かれることも多いといいます。「IDCフロンティアのデータセンターで、セキュリティも設備もしっかりしています。とお答えすると、納得していただけます。」(西村氏)ASPというサービスの性質上、お客様がサーバーの設置場所まで気にされるというのは当然かもしれません。

言語の壁を取り払いINTERNETの力を余すことなく発揮

クロスランゲージでは、以前より日⇔英だけではない多言語への拡充と、専門分野へ特化した翻訳技術の開発を進めてきました。その中で今最も注目されているのが、中国語の特許を日本語で検索し、該当文をさらに日本語と中国語で提示する「WORLDPATENT.JP」です。このサービスでは150万件におよぶ中国の特許情報を専用サーバーに蓄積していますが、成長著しい中国市場に進出しようとする日本企業の需要はこれからさらに拡大しそうです。「ミッションクリティカル度はさらに上がり、データ量や利用者が増えていますので、回線の増速やシステム拡充が必要となってくるでしょう。ASPの利点は小さく始めてサービスの拡大に合わせてシステムも拡大できるところだと思います。それには機動的で柔軟性のあるIDCフロンティアとのパートナーシップで実現できると思っています。」(西村氏)
インターネットは世界の壁を崩すと言われてきましたが、残されていたのが「言語という壁」。この壁を取り払い、インターネットの力を余すところなく届けようとしているクロスランゲージ。IDCフロンティアは、そのサービスをしっかりと支えていきます。

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導入企業様 会社概要

導入企業様 会社概要
会社名 株式会社クロスランゲージ
所在地 東京都新宿区西早稲田2-20-9 西早稲田オーシャンビル7F
設立 1998年5月(創業:1987年4月)
代表取締役社長 古賀 勝夫
資本金 341,456千円(2008年3月現在)
事業内容 各種パッケージ・ソフトウェアの開発・販売、翻訳システムの構築、ソリューションの提供、インターネット関連事業
URL http://www.crosslanguage.co.jp/新規ウィンドウを開きます

掲載内容は、本事例の掲載日2008年4月21日時点の情報です。

記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2008年04月21日掲載