株式会社Aiming様
IDCFクラウドの決め手は「柔軟性」
ビジネススピードの加速を最優先に考えるAiming
Aiming(エイミング)は、WEBやモバイル向けオンラインゲームの企画、開発、運営をしている。大きな特徴はゲーム開発をアウトソーシングせずに、すべて自社内で企画から運用までを手がけている点だ。
「スピード感を大事にしています」、そう語ったのは同社の企画・運営グループでインフラエンジニアマネージャーを務める、野下洋氏。今回は野下氏に、Aimingの強みとインフラへの考えかたについてお話しを伺った。
企画から運用までを素早く行いたい
「仕事は仲が良いだけではダメ」とは良く聞く話だが、同社では「仲良くやったほうがいいに決まっている」というポリシーがあると野下氏は語った。メンバーはみな「ゲームが好き」、そして「仲が良い」。人数は急速に増えているが、日本語が話せない海外メンバーも参加しているという。「戦うのも大事だが、仲良くやるのも大事ではないか」、野下氏は続ける。
ゲーム業界はもちろん、IT業界の技術も足が速い。FLASHなど下火になってしまった技術のエンジニアに学ぶ機会を設け、一緒に学び育てていく環境作りを行っていると語る。例えば、ゲーム業界で注目が集まったUnityについても合宿を行い、技術の共有、勉強の場を設けたという。同社は技術力に定評があるが、それは、技術の元となる人材をとても大事にしているからこそと言えるかもしれない。
「弊社の代表、椎葉忠志は先見の明がある人物。経営判断は素早いです。ゲーム市場の移り変わりはとても早い。スピード感を落とさないようにゲームの企画から開発、そして運用体制を整えています。弊社社員が新技術に対して挑戦する姿勢を持っているのも、如何に経営判断をカタチにするかを大事にしているからかもしれません。インフラに関しても同様、如何に企画から運用までを素早く行うかを考えてIDCFクラウドを導入したんです。」
選定基準は「柔軟性」、スモールスタートで実際の性能を確かめた
IDCFクラウドを選定したのは、「柔軟性が高かったから」と野下氏は語った。オプションも含めて、サービスラインアップが豊富だったため、同社の要求はもちろん、今後の拡大縮小にも柔軟に対応できる。回線速度や処理速度ではなく、「柔軟性が高い=選択肢が多い」ことが意思決定のスピードをより速くできると考えたため、だと続けた。
柔軟性の高さがクリアになったため、すぐに導入をしたという。すでに他のゲームで使っていたクラウド環境と平行して、スモールスタートをしたそうだ。結果、IDCFクラウドは、使い勝手はもちろん、スペック、セキュリティ面でも要求以上の性能を持つことがわかったという。
「インフラは地味なものだと思っています。しかし、弊社ではインフラもスピードを速めるための武器にしていきたい。ゲームを企画する段階でインフラも含めて提案していければいいと考えていました。IDCFクラウドはその要求に十分応えてくれました。」
導入して気付いたTipsの多さ、トラブル対応力
導入後、最も気に入っているのはエンジニアブログのTipsの多さだという。新規に仮想サーバーを立ち上げるときを含め、困ったときにもTipsに必ず答えがあり、社内でもまず「Tipsを見てみよう」と言い合う空気ができているそうだ。
「実は仲良くと言いましたが、文句を言う文化もあるんです。社内で使っているITツールも素直に文句を言い、より使いやすくなるよう変えていく。クラウドでも同様に、小さな不満点でも正直に出し合って、改善案を考えるんです。だから、そういう要望をすぐに反映できる柔軟性とTipsの存在は大きいです。」
また高性能なサーバースペックを物語る事例があったことを紹介してくれた。通常の何倍もの負荷がかかるバグが出たとき、改修を行っている間もIDCFクラウドは問題なく稼働して、ユーザーに影響がでなかったと語った。軽微なバグではあったが、今後もし大きなバグが出てしまった際にも、稼働を止めることなく維持できるだけの性能の高さを感じたと当時を振り返った。
「オンラインゲームは、稼働している限りビジネスは継続できます。裏を返せば、稼働が止まればビジネスもストップしてしまうんです。定期的なサーバーメンテナンスであれば事前告知ができますが、バグで突然停止してしまえば、ユーザーのクレーム、最悪遊んでいただけなくなってしまうため、絶対に避けなければいけません。」
負荷分散、ひとつの環境に絞らない体制を
「オンラインゲームのノウハウで負荷を軽減することもできます。インフラ側でも適材適所を実現することで、より大きな負荷分散やトラブルの未然防止も可能です。コスト面でもメリットが出てきます。」
同社は東京、大阪のほかに台湾、韓国、フィリピンにも拠点を持っている。また、海外の人気ゲームタイトルを日本で配信することもあるため、海外スタッフとのコミュニケーションにも注力しているそうだ。ボイスチャットやビデオチャットも使って現地とのコミュニケーションも密に行うことを心がけていると野下氏は語った。
「弊社はこれからもどんどんスピードアップをしていきたいと考えています。IDCフロンティアさんとも『仲良く』、密にコミュニケーションをとらせていただき、いろいろ力を貸していただければ嬉しいです。」
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導入企業様 会社概要
導入企業様 会社概要 | |
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会社名 | 株式会社Aiming |
設立 | 2011年5月12日 |
代表取締役社長 | 椎葉 忠志 |
事業内容 | オンラインゲーム制作、オンラインゲームプロデュース |
URL | http://aiming-inc.com/ja/ |
※掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
2016年01月07日掲載